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差込球の最大の特長は、電球が切れたときなどに極めて簡単に取り替えられることです。ただしソケットの差込穴が非常に小さいのでルーペなどを使わないと作業しにくいかもしれません。
差込球専用ソケットは直径わずか2.2ミリです。このため1/12スケールや1/24スケールでシャンデリアを作ると本当のろうそく灯のように見せることができます。
差込球ソケットには(小)と(大)があります。1/24スケールのライトを作るときは主に小(写真左)を使い、1/12スケールの場合は主に大(写真右)を使います。
ソケット(大)は茶色コードのものもあります。コードの色を目立たなくしたいときには白色コードのものより適しています。
差込球本体の形状には炎型(写真左)とナツメ型(写真右)があります。ナツメ型の方が少し明るいです。
炎型はシャンデリアやキャンドル灯などろうそくの炎に見せたい場所に使います。ナツメ型はシェードタイプのスタンドのように電球部分が見えないライトに使うとよいでしょう。
差込球にはコードではなく金属線が2本ついています(写真の一番左)。
金属線をソケットの長さより少し短くカットします(写真中央)。このとき2本のうち1本を1ミリほど短くしておくとソケットに差し込みやすくなります。
また金属線を少しだけ外側に曲げておくと接触不良が起こりにくくなりますし、差し込んだ後で抜けにくくなります。
ソケットに差し込んだところです(写真の一番右)
差込球を使ってライトを作るときの問題点は2つあります。一つはソケットをどうやって固定するかという点です。ソケットだけを固定するのは難しいので、当工房ではソケットの下部にハトメをかぶせ、ハトメごと台に接着するようにしています。
もう一つはソケットの下端から出ているコードが抜けやすいことです。このためソケットに固定するとき、ソケットだけでなくコードの付け根部分にも接着剤をまわして一緒に固定するようにします。
当工房の製品や作品です。
クリスマスキャンドル。炎型差込球とソケット(大)を使用。
3灯燭台。炎型差込球とソケット(大)を使用。
1/12スケール布シェードシャンデリア(5 灯)。ナツメ型差込球を使用。
1/12スケールフローラルシャンデリア(5灯)
1/12スケールホワイトシャンデリア(5灯)。
1/12スケール3灯シャンデリア。シャンデリア製作講座の作例です。
1/24スケール壁灯。ソケットは(小)を使用。
1/24スケールの6灯シャンデリア。ソケットは(小)を使用。
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(順次ご紹介していく予定です)