画像をクリックすると拡大画像が別に開きます(案内ページの画像を除く)。
1/48スケールのチェストの製作過程です。作例写真(右)では暖炉の左右に置いています。
チェストのような家具は部材どうしの平行/直角/水平を保つことが重要です。特に1/48スケールではわずかな歪みでも目立ってしまうのでなるべく歪みを出さないようなやり方が必要です。
(1) チェストの外枠を作ります。極薄ベニヤ(背板となる)の上に左右の側板を貼ります。側板の間隔は15ミリ(左)と12ミリ(右)でこれが引き出し幅になります。
(2) 引き出しは3段なので仕切り板は4枚必要ですが、最初に一番下の仕切り板だけを接着します。
(3) 残りの仕切り板を接着します。高さ3ミリの引き出しが入るので、間隔を保持するため3ミリ厚のヒノキ板を差し込んでおきます。
(4) 接着剤が乾いたらヒノキ板を抜き出します。
(5) 引き出しはこのように長い柵を作っておいて1個分の長さ(6ミリ)に切り出します。
(6) 引き出しを3個分ずつ切り出したところ。左が15ミリ幅、右が12ミリ幅のものです。
(7) 引き出しを本体の仕切り板の中にはめてみます。左右がピッタリ納まるように調整します。
(8) 引き出しの前板を接着します。この時点では引き出しの幅より長くしておきます。
(9) 前板の中央に金具取り付け用の孔を開けます。
(10) 仮の取っ手をつけます。
(11) 前板を引き出しの幅に合わせてカットします。
(12) チェスト本体に天板と底板をつけます。
(13) 本体外側を着色塗装します。
(14) 仮の取っ手を外し、金具をつけます。引き出し奥の枠板もつけます。
(15) これで完成です。
(16) 手のひらに載せるとスケールがよくわかります。
★ このコンテンツはホームページ「ミニチュアライトの世界(mini-light.jp)」の一部です★
画像かタイトルをクリックするとそのページに移動(同一ウインドウ)します。
(順次ご紹介していく予定です)